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特別なケアを必要とするスペシャルキッズ、
中でも、重い病気と闘いながら長期入院生活をおくるこどもたちは
日々、本当にたくさんの「やりたいけど、できない」を経験しています。
たとえば「移動の自由」。入院中であれば、行きたい場所があっても、行けない。
そしてそれは現在の医療の常識では、悲しいことですが”当たり前”になっています。
でも、われわれがこどもたちに未来を語ろうと思うなら、
その“当たり前”をひとつひとつ消していかねばなりません。
こどもたちが本来もっているはずの「冒険する権利」を社会全体でささえていく――
そんな未来への前進の第一歩として、「万博遠隔体験:どこでも万博」を設計しました。
リモート技術によって病院にいるこどもたちが万博会場をリアルタイムで体感し、
現場と交流することができるという試み。
こどもたちとともにつくりあげる、「未来社会」の実験です。
そしてこの実践によって開発されたテクノロジーやノウハウは、万博期間後も
スぺシャルキッズの世界体験のために活用されていくこととなります。
ぜひご注目ください。
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