発起人
岡崎 伸
小児脳神経内科医
大阪市立総合医療センター 部長
専門医3分野(小児科学、小児神経学、てんかん学)
文部省科学研究(岡崎班)主任研究員
関西国際大学 子ども学(病児教育)講師
(一社)スペシャルキッズサポート振興協会理事
(※病児と家族向けチャリティーを推進する)
いよいよ大阪・関西万博(EXPO2025)が近づいてきました。
世界的なイベントであり、多くの方が楽しみにされていると思います。実は私、1970年大阪万博の年に生まれました。そして、母のお腹の中で万博を体験していたようです。父母からは、万博の思い出を幾度となく聞き、万博がつなぐ家族の思いの格別さを感じています。55年ぶりに大阪で万博が開かれるのを知り、私は楽しみにしておりますが、私が担当する病児と家族の中には、万博を楽しみにできない方が多くいることに気づきました。いつしか「万博に行きたくても行けないこどもや家族のための万博があれば」と思うようになり、そのことを口々に知人に話していたところ、「それなら、作ろう!」と様々な方たちが集まってきてくれ、この企画が完成しました。準備は万端です。
多くの人に共感頂きご協力を賜ることで、一人でも多くのスペシャルキッズが、万博を楽しみむことができたらと願っています。
さあ、「いこう。いっしょに。」
コンソーシアム代表
森 啓悟
ジーワン株式会社 代表取締役CEO
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター ロコモフレイルセンター 外来研究員
名古屋市立大学大学院医学研究科 次世代医療開発学分野 研究員
日本経済大学 情報処理分野 非常勤講師
センサ&IoTコンソーシアム アドバイザ
”どこでも万博”withスペシャルキッズプロジェクトのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。コンソーシアムの代表を務めております森啓悟です。
当コンソーシアムは、重い病気や障がいを抱えるこどもたち、私たちが「スペシャルキッズ」と呼んでいる彼らに、万博での特別な体験を通じて、新しい挑戦への一歩を踏み出してもらうためのサポートを行っています。 スペシャルキッズにとって、生活の中で直面する障壁は非常に大きく、私たち大人の想像をはるかに超えるものです。しかし、その障壁を乗り越え、彼らが持つ無限の可能性を信じて広げるこの取り組みは、彼ら個人の成長を促すだけでなく、社会全体にポジティブな変化をもたらすものです。
私たちの取り組みに賛同し、ご支援いただける皆様の温かいご協力が、スペシャルキッズたちの未来を明るく照らす大きな力となります。 「どこでも万博」を通じて、一人でも多くのスペシャルキッズに、一生忘れられない一日を届けたいと願っています。彼らが目を輝かせて「すげー!」と驚く様子を想像しながら、「できない」がない世界をこどもたちに。スペシャルキッズたちとともに「未来社会」の実験をつくりあげてまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
どこでも万博総合プロデューサー
戸田愛
とことこあーす株式会社 代表取締役
NPO法人リスタート・トラベル 代表理事
長男がスペシャルキッズで生まれたとき、一度たくさんのことを諦めたことがあります 。
しかし家族で世界一周を経験した中で、こどもたちは特徴のあるなしにかかわらず新しい出会いの機会があるとボーダーを超えてお友達を作り、ワクワクしながら、自ら新しい挑戦を始める!
そんなこどもたちの力に気づき、今まで可能性を広げる旅、交流体験を1万人以上のこどもたちに届けてきました。
その中で、病気や障がいにより新しい出会いや体験を持つことが難しいこどもたちに「技術の力があれば届けられるのではないか。」「一緒に大阪万博を楽しみにできるのではないか。」と、取り組んでいるのがこのプロジェクトです 。
日本と世界のスペシャルキッズたちが新しい出会いを楽しみ、個性を活かし合いながら共創する。
そんな大きなきっかけを万博でつくり、万博のあとも続く未来への可能性を拓いていきたいと願っています。