

岡崎 伸
小児神経医&スペシャルキッズサポーター
大阪市立総合医療センター 部長
(一社)スペシャルキッズサポート振興協会代表理事
みなさまへ
小児神経医として普段は専門診療をしております岡崎です。わたしは、スペシャルキッズ(病気や障害がある子どもや青年)と家族が楽しい時間を過ごせるようなイベントやセミナーを行っています。スペシャルキッズの家族の声から、万博と子どもたちや家族をつなぎたいと思い、6年間多くの方に声かけ、共感してくださった多くの方が「どこでも万博」を立ち上げ、運営してくださりました。
ドキドキの初回は大阪市立総合医療センターでの2DAYSでした。病院というところは生命を守る場で、制限が相当なものでした。そもそもイベント用にWiffiや音響が作られていません。それ以上に、病院スタッフ(医師・保育士・総務課・医療情報部など)が経験のない中でしたが、二度とない機会だからとみなさま協力してくださりました。そして当日を迎え、そこには「満面の笑み」「積極的な関り」子ども本来の姿を見せてくれました。そして私が最もうれしかったのは、前のめりの姿勢で固まり、微動だにせず映像を見てくれていた子どもとそして家族たちでした。好奇心 に満ちた状態なんだと思うと心が震えました。
その後、スタッフたちで全国の数千もの方たちに同様の機会を届けたとお聞きしています。開発と運営には、さまざまな苦労があり、時にそれは究極だったとお聞きしています。そんな中でも無事開催をできたのは、スペシャルキッズと家族の存在があったからこそだと思っています。冒険するよう興奮と笑顔の時間を作れるように、その一心で動き続けてくださったと思っております。
万博終了後、わたしはスペシャルキッズと家族にむけて「夢のアンケート」というのを行いました。結果、夢の多くが「旅」でした。
どこでも万博としての「旅」は終わりますが、みなさまとともに過ごせる次の旅のスタートを準備しています。その一つは、大阪・関西万博を行った場所のすぐ横で計画している、「ハミング・オアシス~世界スペシャルキッズデーの第一歩~」として行う大型イベントです。多くの子どもが「旅」をする夏休みに、スペシ ャルキッズにももう一つの「旅」を届けられたらと思っています。多くの方の心に届くイベントが、できるかどうかはわからないですが、どこでも万博で出会った方々や、今からどこでも万博を知り共感してくださる方々、そしてもちろんスペシャルキッズと家族で力をあわせていけば、きっとできると信じています。2025年を走り抜けたどこでも万博の精神が、2026年からは夏休みに子どもたちを冒険にいざなうイベントとなり、以後長くに「冒険に挑戦したい全てのスペシャルキッズと家族」の夢を、そして冒険をかなえる毎年の機会になればと思っています。
いこう。いっしょに。
発起人 岡崎 伸
